2013年6月23日

ミドリのいきもの発生中・・・

こんにちは。

ふれあい館の前庭には、小さな池があるのですが、
今月始めから、何やら緑色のものが大量発生しているということで、
早速顕微鏡を使って調べてみることにしました。

すると…


そこにいたのは、アオミドロのなかまと、ワムシかツリガネムシのなかまのようでした。

水温が高くなると増えていくと言われるアオミドロのなかま。
だから、今月から多く見られるようになったのですね。

そして、写真の真ん中あたりに見える、白っぽいもの。
口の部分を一生懸命伸ばしている様子がみられました。


肉眼で見てもわからない世界が、顕微鏡で見られるなんて、
なんだか素敵ですね。


2013年6月20日

雨のえほんひろば「あめまつり」

こんにちは!

さて、今日は先日の6月16日(日)に行われた、雨のえほんひろば「あめまつり」のご報告です。

当日朝は「あめまつり」らしく雨が降っていました。絵本ひろばスタッフお手製のかわいい看板もビニールでおおって、防水仕様になっています。

あめまつりらしく、防水もバッチリ

今回は事前の予約数が少なかった上に雨が降っていて、参加者が集まるか心配でしたが、ふたを開けてみると当日参加の方がとても多く、にぎやかな会となりました。

まずは絵本の読み聞かせからスタート

読み聞かせの後は雨のお面を作りました。そしてそれをかぶって雨になって、すごろくのスタート!
部屋いっぱいと、廊下まで使った大きなすごろくです。

頭にかぶっているのはお手製の雨のお面です

 抜いたり抜かれたりのデッドヒートを繰り返し、2回戦目への突入です。みんなとっても楽しそう!

かわいい飾り付けの雨ふりハウス

ゴールの雨ふりハウスの中には、本物のあまーい「あめ」が降っています。おいしい「あめ」は見つけられたかな?

手に持っているのは甘い「あめ」?

次回7月の絵本ひろばは7月21日(日)開催です。
よりどりミドリプログラムと合同で、「シャボン玉で遊ぼう&緑のカーテンと野菜の観察をしよう」が予定されています。

詳しくは夏休みのプログラムと合わせてお知らせしますので、またこちらのブログやふれあい館HPをチェックしてください!


2013年6月13日

ビワがとれました。

こんにちは!

東京もやっと雨が降り、梅雨らしい天気が続いていますね。


ふれあい館の敷地にはビワの木が生えています。
毎年、小ぶりながら甘くて美味しい実がたくさんとれるんですよ。

今年もだんだんと実が熟してきたようなので、管理人さんが実をとってくれました。

甘さ控えめでさっぱりとしたお味でした~。

















ビワは、葉っぱをお茶にして飲んだり実を焼酎漬けにして薬として使ったり、昔から体に良いとされていたようです。
お茶作りはふれあい館でもやりたいなぁと思っています。




また、ふれあい館ではじゃがいもや里いもなど野菜を育てているのですが

今日は雨ということで里いもの葉っぱを見に行くと・・・



















雨粒が葉っぱの上をコロコロところがっていました。

里いもの葉っぱの表面は特殊な構造をしていて、撥水性を持っているんです。

雨の日のさといもを眺めると楽しいですよ~。



他にも・・・


ちなみにこの花はじゃがいものお花です。予想外に成長がよくてビックリ。

















サクラの葉についていたテントウムシ(おそらく)

















雨の日でもいろいろと発見のあるふれあい館でした。

2013年6月9日

緑のカーテンと野菜の苗を植えよう

こんにちは!
今日はよりどりミドリプログラムの「緑のカーテンと野菜の苗を植えよう」を行いました。
今日植えた苗は5月5日の種まきでまいた苗です。(種まきの様子はこちら

寺島ナスの苗はいただいたものですが、右側の大豆の苗は種から育てました。
中央は寺島なすの苗で、右側が大豆の苗です
じゃがいももこんなに育ちました
里いもも大きく成長中
右奥に見えるのが雨水タンクです
去年までは里いもだけを自動散水装置で育てていましたが、今年からはもう一つ自動散水装置が加わりました。寺島なすと大豆のプランターは、土が乾いたら雨水タンクから自動で雨水が出てくる仕組みです。
ゴーヤとかぼちゃとへちまのプランターです
こちらは緑のカーテンになるプランターです。ゴーヤとかぼちゃとへちまが交互に並んでいます。どんな緑のカーテンになるのか、楽しみです!

今日はたくさん苗を植えましたが、種まきもたくさんしたので、苗が少し余っています。
希望者にはお分けすることもできますので、来館の際にスタッフに声をかけてください。

2013年6月6日

梅雨は春の終わりで夏の始まり

こんにちは!

梅雨入りして早一週間が経ちますが、晴れや曇りの天気が続いていますね。

ふれあい館のあじさいもまだまだこれからといった様子です。


ふれあい館で唯一色づいているあじさいの花
















ほかの花はまだまだこれから





















さて、話は変わりますが
梅雨はなぜ「梅の雨」と書くのでしょうか。

ウィキペディア先生によると、3つの仮説があるようです。

1)梅の実が熟すころに降る雨だから。

2)毎日降るから(梅の漢字に毎が入っているから)。

3)湿気が多く、黴(カビ)が出やすい時期なので元々は「黴雨(ばいう)」という漢字が使われていた。しかし、どうにも語感がわるいので季節に合わせて「梅雨」に変えた。



語源にはまだまだわかっていない部分が多いようです。
個人的には1)の語源がステキだなあと思います。

ふれあい館でも梅の実がとれています。とってもいい香りですよ〜。

















今年はまだあまり雨も降らないし湿度も高くないし、しばらくは梅雨らしくない梅雨が続きそうですね。




2013年6月4日

寺島ナスってご存知ですか?

こんにちは!

みなさん、寺島ナスってご存知ですか?

江戸野菜のひとつで、墨田区の地野菜なんです!

「寺島ナス復活プロジェクト」という取り組みが墨田区には数年前からあり、

ふれあい館でも去年から寺島ナスを育てています。

去年の栽培で収穫できたナス、こぶりなのが特徴的です。

























夏休みにふれあい館に来ていた子どもたちにも
たくさん収穫してもらいました!


















今年も4株育てる予定です!

実がなっているタイミングで来館されると、
収穫を体験して、持ち帰っていただけます。

油いためにするとおいしいらしいですよ~。

2013年6月2日

古土をふるってきれいにしよう

こんにちは!

今日はよりどりミドリプログラムの「古土をふるってきれいにしよう」を行いました。

梅雨入りしてしまったので、天気が不安だったのですが、くもり空はだんだん晴れてゆき、開始時間にはまるで夏のような日差しになりました。

最初にどうして土をふるうのか、土ふるいについてのお話をしてから、中庭に出て実際に土をふるいます。

日差しが強いので、帽子は必須です。
中々の重労働?

協力してスピードアップ!
何かを発見したようです!
大きなミミズでした!

土をふるうと、中からダンゴムシやミミズ、小さなムカデのような虫など、たくさんの生き物が出てきました。墨田区には畑がないので、土の中の生き物にふれあえるのも貴重な体験です。

今日皆さんにふるっていただき、 キレイになって再生した土は、来年のよりどりミドリプログラムで使用します。

 6月16日(日)には、今日ふるった土の殺菌を行いますので、興味を持たれた方は是非ご参加ください! 

2013年6月1日

新しい命~ふれあい館の小さな生き物たち!~

こんにちは!

今日から6月、関東は既に5月末に梅雨入りが発表されましたね。平年より9日も早いのだとか。
ふれあい館では、この時期 小さな生き物たちが、ぐんぐんと成長しています!

以前、ふれあい館の池のきんぎょたちが忽然といなくなってしまったことをお伝えしましたが...
何と!いなくなる前に卵を産んでいたようで...数日前からたくさんの稚魚が泳いでいる姿が!!
ちゃんと次の世代に命をつないでいたんです。
今後の成長が、とても楽しみです♫
きんぎょの赤ちゃんはまだ15mmほど
稚魚のうちは色がグレーです
写真右上辺りにたくさん写っていますがーわかりにくいかな~?
池の横の前庭花壇では卵嚢から出てきたばかりと思われるカマキリの赤ちゃんがいました!

手のひらの半分ほどの大きさの葉っぱの上に
カマキリの赤ちゃん!かわいい!!
 そして、そして...
ふれあい館は元は小学校の校舎なので屋上にプールがあります。
このプールには毎年トンボが産卵しに来ていて、今の時期、たくさんのヤゴの姿が見られますが
そのヤゴたちに混じってとても珍しい昆虫を発見!! 何でしょう?!コレ?!

実はコオイムシ(子負虫!)というカメムシ目コオイムシ科に属する水生昆虫の一種。
環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されている都会では珍しい昆虫だそうです!
一昨日、成虫を保護(?)したところ昨日、バケツの中でたくさんの幼虫(体調4mmほど)が孵化していました。

背中の卵はメスがオスに産み付けるそうで...
と、いうことは...これは、お父さん!なんですって!
体長は20mmほど
今日は、お父さんの背中から卵塊がが剥がれ、子どもたちの憩いの場(?)になっていました。
肉食で共食いの危険があるため、餌としてアリを与えています。

剥がれた卵塊とそれにしがみつく子どもたち、その左がお父さん
小さな黒い虫はエサのアリです


ふれあい館で健気に元気に生きていている小さな生き物たちを、ぜひ見に来てください!