2013年4月28日

「海のグレートジャーニー探検クルーが出会った、人と暮らしの知恵と技」を実施しました。

こんにちは!昨日からゴールデンウィークに突入しましたが、ふれあい館でも「ゴールデンウィークスペシャル」と題したワークショップ週間に入りました。

第一弾は、国立科学博物館での特別展も大好評開催中な、関野吉晴さんのグレートジャーニーに関係するワークショップです。その名も「関野吉晴探検資料室」スペシャルワークショップ 海のグレートジャーニー探検クルーが出会った、人の暮らしの知恵と技!

「海のグレートジャーニー」とは、探検家の関野吉晴さんが、日本人はどこからどうやってやってきたか?をテーマに、旅に使う道具も全て一から自分たちで作りだすという一大プロジェクトです。

今回はそのプロジェクト足かけ4年に渡って参加し、一緒に道具作りから航海までをした佐藤洋平さんをお招きして、旅で出会ったインドネシアやマレーシアの人々と、その暮らしについて語っていただきました。

本日のゲスト講師 佐藤洋平さん

縄文号の模型で構造を説明

これは何をしているところでしょう?
わかりにくいのですが、後ろのプロジェクターに写っている写真で、布を織っています。佐藤さんが巻いているのは、写真と同じように現地の人が手織りで作った、シルク製の冠婚葬祭用の布です。筒状になっていて、普段は腰に巻いて、寒ければくるまったりするそうです。

このように実演を交えながら、貴重な写真の数々と実際に旅で使っていた道具をお持ちいただいて、お話をしてくださいました。

海に暮らす人々の暮らしぶりや知恵と技については、船大工の家に住み込んで一緒に作業をし、漁師の方々と寝食をともにして航海をした経験がなければ伺えないようなお話ばかり。また、滞在当時と最近の人々をとりまく急激な環境の変化などについてもお話いただきました。

佐藤さん、楽しい時間をありがとうございました!


国立科学博物館のグレートジャーニー展では、今回模型をお持ちいただいた縄文号の本物が展示されています。また、ふれあい館2階の関野吉晴探検資料室ではグレートジャーニーの旅で使われた自転車やカヌー、そりなどを常設で展示しています。写真もたくさんありますので、国立科学博物館のグレートジャーニー展を観てからでも、ふれあい館が先でも、どちらでも楽しめます。関野さんファンの方は是非ふれあい館にもお越しください!


そして、ゴールデンウィークスペシャルのワークショップはまだまだ続きます。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。

どのプログラムもまだ予約受付中です。スタッフ一同、皆様の参加をお待ちしております!

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