自然農法実験畑から今回は *秋の種まき~発芽編*
&最近の畑の様子をお伝えします。
夏の終わりから10月にかけてプチトマト、小松菜、亀戸大根、寺島ナスの収穫を終えました。
9月末~10月半ばには秋まきの種を蒔くために畑を整えました。
秋の種まきから最近の畑の様子をお伝えします!
9/20 秋の種まき準備 |
長く伸びた草を刈り |
刈った草を戻して米ぬかを撒きました |
自然農法では畑に生えている草は根を残して刈り畑に戻します。
9月21日、よりどりミドリプログラムの際、畑の右半分には亀戸大根、左半分に九条ネギの種を撒きました。
そこにうっすらと米ぬかを撒いて畑の種まき準備は完了!
9/26 亀戸大根発芽! |
九条ネギも発芽?! |
九条ネギは発芽せず、雑草の芽がいっぱい出てきました。
その後も九条ネギは発芽する気配がなかったので、11月2日に小松菜の種を蒔きました!
すると数日で発芽!!
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発芽しなかった九条ネギは京都の伝統野菜、小松菜、亀戸大根は江戸伝統野菜です。
やはりその土地の気候、風土にあった野菜の方が発芽しやすいのかもしれませんね~。
ところが…この秋に蒔いた野菜たちはなかなか成長せず、育ち始めたかと思うとたちまち虫にやられてしまいました。
春の種まきからずっと畑を休ませることなく野菜を栽培してきたので土の力が(養分)がすくなくなってきているようです。
3/6 自然農法畑の様子 |
今の畑はこんな感じ。
緑に茂っているのは雑草ばかり…かと思いきや!!
こっ、これは?! |
なんと!なんと!畑右側の雑草の間から1株だけ、小松菜がイキイキと葉を伸ばしています!!
小松菜を育てていたのは畑左側ですが、種まきの時に畑右側に落とした種があったのでしょうか?
周りの草はホトケノザ?香りが強い草なので虫を寄せ付けないようで
小松菜はホトケノザに囲まれ全く虫食いされていません!
こんなことが自然に起こっているなんて!!感激してしまいました!
自然農法畑では春から、まさにこの”守り、助けてくれる植物”=“コンパニオンプランツ”
を取り入れた野菜の栽培を考えていました。
春までは、あえて野菜は育てずに畑を休ませ、暖かくなってきたら
野菜の虫よけになるマリーゴールドと土を豊かにする大豆を育て、
土の状態を良くする”育土”をはじめたいと思っています!
今回小松菜を守ってくれていたのは春の七草のひとつであるホトケノザのようでした。
これからは畑に自然に生えてくる愛すべき草たちを
”雑草”と呼ばず名前を調べて観察して行きたいと思います~
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