2015年9月7日

自然農法実験畑のミドリたち 

こんにちは!

暑い暑い、記録的な酷暑の2015年夏でした!
8月末には秋のような日が続いてほっとひといきついたかと思ったら
9月に入り、また暑さが戻ってきてしまいましたね。


さて、春~夏の自然農法畑の様子をお知らせいたします!

昨年冬から一旦畑を休ませていた自然農法実験畑では
春になると、いろいろな草花が自生し始めていました。

4/17小松菜、ホトケノザ、ヨモギなど
















ふれあい館に自生する植物は季節によりうつりかわり
観察しているとその年によって勢いの強い植物が違います。
今年はナガミヒナゲシというちょっとかわいらしいオレンジの花を
咲かせる植物が大繁殖!!















ナガミヒナゲシは根から他の植物を枯らす成分を出すそうです。
また、種をたくわえる部分が大きく、未熟な種でも芽を出すことができる…
そんな生命力の強さで花壇は数週間のうちにこんな⇊状態に!!

4/24 オレンジのお花は可愛いのですが…













他の植物を排除する勢いで大繁殖するナガミヒナゲシは刈り取ることにしました。
ホトケノザに守られるように育っていた小松菜は幸い元気に育ち
無事種取りをすることができました。

5/22 茶色に熟した小松菜の種















そして!
6月6日には墨田区育ちの伝統野菜、寺島なすとナス科のコンパニオンプランツである
マリーゴールドの苗を畑に植えました!
苗はふれあい館で種から育てたもの。
6月6日、苗植えのプログラムに参加した子ども達に植えてもらいました。


6/6 苗植えの様子

~コンパニオンプランツ(共生作物)とは~
一緒に植えることで病害虫を防いだり、成長を
促進したり良い影響を与える植物のこと

ナス科のコンパニオンプランツ
マリーゴールド:根を侵すセンチュウを防ぐ
シソ・バジル:生育を助け、味を良くする
ニラ・ネギ:萎ちょう病、青枯病を防ぐ 
など

畑にはもともと二ラが生えていたので
二ラは刈り取らずコンパニオンプランツとして
残しています。




その後寺島なす、マリーゴールドともに順調に成長し


6/23 寺島なす元気に成長












7/24 紫の可愛い花が咲きました!








             








6/23 マリーゴールドも順調!












7/24 マリーゴールドの花
















7月、8月と酷暑が続く中、雨も少なく自然農法畑とはいえ、ずっと水やりなしでは厳しい状況でした。
苗植えからこれまでに3回ほど雨水タンクから雨水を補いました。

寺島ナス、マリーゴールドとともに他の草も元気に育ち…
あれ~?寺島ナスもマリーゴールドもどこに生えてますか~?
というくらいになっていました!

8/6 草ぼうぼう~












そこで、8月7日、背丈の高い草を根を残して刈り、寺島なすとマリーゴールドの根元に敷きつめました。
これで土の乾燥対策もばっちり!

8/7 草を刈りすっきり!












8月、かわいい小さな実をつけはじめた寺島ナス。

8/27 5センチほどの実が!
















8/27 畑では色々な昆虫もみられます
























今、畑ではナスが実をつけながらまだこれから咲く花もあり…
マリーゴールドはそろそろ種取りができそうです。
そして、二ラが白くてかわいい花をたくさん咲かせています!


9/5 意外に(?)可憐な二ラの花















春~夏の自然農畑の様子を一気にお伝えしました!
これから秋の種まきに向けて畑を整え、亀戸大根の種まきをする予定です。

たくましく育つミドリたちの様子を見に、ぜひふれあい館にお立ち寄りください!


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